はじめに|「難しそう」で止まってるのは、もったいない
「オイル交換って、お店でやってもらうもの」
正直、昔の自分もそう思ってました。
でもPCXに乗り続けて16万km。いまは断言できます。
PCXのオイル交換は、初心者でもできる。
しかも、やる価値がちゃんとある。
- 待ち時間ゼロ
- 年間で数千円〜5,000円の節約
- ついでにバイクの異変に気づける
この記事では、**「メカ音痴でも失敗しにくいPCXオイル交換」**を
理由→手順→注意点の順でまとめます。
結論|PCXは「自分でやる前提」で設計されてる
先に結論から。
- PCXのオイル量は 約0.8L
- 構造がシンプルで、外すボルトも少ない
- 失敗しやすいポイントが限られている
つまり、**高い技術より「順番」と「触る勇気」**が大事。
なぜ自分でやると得なのか?
① コストが下がる
- 店舗:2,000〜3,000円/回
- DIY:オイル代+廃油処理で 1,000円前後
年間10,000km走るなら、2〜3回交換。
差は5,000円前後に。
② オイルの「質」を上げられる
同じ金額を払うなら、
- 店で「普通のオイル」
- 自分で「ワンランク上のオイル」
どっちがエンジンに優しいかは明白。
③ バイクの異変に気づける
オイル交換は、実は簡易健康診断。
- オイルの汚れ
- 金属粉
- ボルト周りのにじみ(漏れの兆候)
壊れてから直すより、壊れる前に気づく方が圧倒的に安い。
必要なもの(最低限)
※全部そろえても数千円。次からはほぼ消耗品だけ。
- エンジンオイル1L缶(規定粘度)
- 工具
- 廃油受け皿
- ジョウゴ
- ウエス(古布)2,3枚
- 計量カップ1L
- キッチンペーパー(ティッシュ型)
- 古着(Tシャツ等)
- ゴミ袋
※詳しい道具は
👉 使っている工具(工具まとめ)
手順|失敗しにくい順番
① 事前準備(ここが一番大事)
- エンジン停止(暖気程度でOK)
※走行直後はマフラー等で火傷しやすいので注意 - 準備:工具/廃油受け/廃油処理箱/キッチンペーパー/ジョウゴ/パーツクリーナー
- フィラーキャップ周りを拭く(注ぎ口周辺の砂を払う)
→ 砂を入れない - ドレンボルト周りを確認(変なオイル汚れがないか)
→ 一度ウエスで拭いておく
② 古いオイルを抜く
- 火傷注意(熱いときは無理しない)
- 廃油受け皿をドレン下にセット
- ドレンボルトを緩める(最後は手で)
- 外す瞬間だけ「ドバッ」と来るので、落ち着いて手を避ける
- 外したボルトはバット等に保管
ここでフィラーキャップを“軽く緩める”(外し切らない)
→ 空気が入って抜けが良くなる。ゴミ混入も防げる。
- オイルが「ポタポタ」になったらOK
(完全には抜けないので気にしすぎない)
③ ドレンボルトを戻す
- ウエスでボルト&穴周辺を拭く(砂かみ防止)
- 最初は必ず手で回す
- 引っかかる→いったん戻してやり直し
- スムーズに入らない=まっすぐ入ってない証拠
- 工具は最後だけ(できればトルクレンチ)
※ここで力任せにやると、ネジ山とお金を失います。
④ 新しいオイルを入れる
- ジョウゴを使う
- 規定量より100cc少なめで一旦入れる
- フィラーキャップを閉めて暖気
- 3分ほど待ってオイル量をメモリで確認
- 残しておいた100ccで微調整 → 再確認
※入れすぎると抜くのが面倒。慎重でOK。
⑤ エンジン始動・漏れ確認
- 数十秒回す
- ドレン周りを確認
- 問題なければ終了
よくある失敗(先に潰す)
- いきなり工具で締める → ネジ山死亡
- 周りを拭かない → 砂混入
- 入れすぎ → エンジン負担&抜き直し地獄
全部「落ち着けば防げる」やつです。
まとめ|オイル交換は「節約×安心」の入口
PCXのオイル交換は、
- 難しい作業じゃない
- 特別な才能もいらない
- でも確実に差が出る
「自分でできること」を1つ増やすだけで、
バイクも、お金も、気持ちも楽になります。
まずは一回。次からは迷いません。

